冬には黒色の食材を摂りましょう!

2017.11.15


11月7日に立冬を迎え、暦の上ではすでに冬にあたります。
本格的に冬に向けた準備をしていきましょう。

さて、タイトルにあるように、東洋医学では冬には黒色の食材を摂っていただくことをオススメしています。
なぜ黒色の食材が良いのでしょうか?
その秘密をお話ししていきたいと思います。


季節、食べ物、色、感情などの要素が絡み合う五行説とは?


東洋医学では、自然界すべてのものは「木」「火」「土」「金」「水」の5つのもとから成り立っていると考えます。
これを五行説といいます。それぞれに特徴があり、お互いに助け合ったり、抑制し合ったりしてバランスを保っています。

この五行説は季節、食べ物、色、感情などさまざまな要素が深く絡み合っていると言われています。

その季節ごとに、いたわると良いとされている臓器を知ることができたり、今の精神状態を緩和できたり、心身ともに自分の現状を知るための指標になります。

また、このどこかのバランスが崩れると、気分がよくない・いまいち調子が出ないなどの体調不良に陥ります。

そして、これらの関係は東洋医学の基本となる『五体色体表(ごたいしきたいひょう)』に詳しくまとめられています。

*五体色体表*


冬は五行で言うと「水」の性質を持っています。
水は冷んやりしている、冷たいという印象がありますね。体に水が多くなってくると、体が冷えやすく、むくみの原因にもなります。また、おじいちゃんやおばあちゃんが「膝に水が溜まって歩けない…」といっているのを耳にしませんか?この言葉の使い方のように、水がある事で体が重かったり痛みにもつながります。

また表(五気)にあるように、冬は「寒」が体に悪さをします。
寒さや冷えから身を守ることが昔から大切だと考えられているのですね。

寒さは体をちぢこまらせ、活動する力を衰えさせるだけでなく、血のめぐりも悪くなって、手足が冷えたり、肩が凝ったり、腰やひざなどあちこちに痛みが出たりします。寒いと古傷が痛む、というのも納得です。


冬の不調には腎をいたわるのが基本!


臓器では「腎臓(腎)」が活発に働きます。

西洋医学における腎臓は①尿を作る、②血圧を調整する、③血液や骨を作る、という働きをします。
東洋医学では、腎(腎臓)は西洋医学の働きにプラスして、とても大切な「精(せい)」という、成長や生殖など、人が生きるために必要なエネルギーに関わっています。この精は、骨・歯・髪・耳・脳へ栄養している物質です。

・トイレが近い
・おしっこが出にくい
・耳鳴りがする
・最近、白髪が気になり始めた
・抜け毛が多い
・物忘れが気になる
・手足が冷えて眠れない

上記の内容で気になるものがあれば、腎が弱っている可能性があります。


五体色体表(五色)をみると、冬の色は「黒」が当てはまりますね。
これは「腎」が弱った時に皮膚の色が「黒」っぽくなることも示しますが、黒い色の食べ物が腎を癒すという意味もあるのです。

色が黒い食材は「腎」のはたらきを助け、「血」をふやし血行をよくします。ですので、薬膳では冬に弱りやすい腎を癒すためによく黒い食べ物を使います。

おせち料理に黒豆や海藻類が使われるのも、縁起がいいだけでなく冬の疲れた体を癒す効果があるようですね。

最近、いまいち体調がすぐれないなぁと思ったら、黒ゴマ、黒きくらげ、黒豆、ひじき、海苔などの黒い色の食材を食べましょう!

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