熱中症対策で、スポーツドリンクをがぶ飲みしていませんか?

2018.07.31

暑いですねぇ~!!挨拶代わりに何回言ったことでしょうか。
40℃を超えるなど、この夏は異常な暑さですね。

栄養指導をしていると、『熱中症対策でスポーツドリンクをしっかり飲んでいます!』
とおっしゃる方によく出会います。

さてさて、日常においてどれくらい汗をかいたらスポーツドリンクが必要なのでしょうか。
本当にスポーツドリンクが必要なのでしょうか。
栄養指導する側としては、スポーツドリンクに含まれる塩分や糖分が気になるところです。

 

1時間以上の激しいスポーツをする人以外は

スポーツドリンクは必要なし!!

結論から言いますと、上記が答えです。
もちろん、これは1日3食しっかりと食事を摂っている方に限ります。

まずは、私たちが摂っている塩分量について理解していきましょう!


私たちの食事は塩分過多


『平成23年国民健康栄養調査(厚生労働省)』によれば、
日本人の食塩摂取量は、男性10.9g/日女性9.4g/日です。

一方で『日本人の食事摂取基準(2010年版)(厚生労働省)』では、
食塩摂取の目標量として成人男性9g未満/日女性7.5 g/日としています。

一日に摂っている塩分量は摂取目標量を軽く超えています。

特に、加工食品やスナック菓子、外食が多い方は、調査結果以上に食塩を摂っている事が考えられます。
そもそも日本人は最低でも2g/日の塩分を摂りすぎているという状況です。

 

汗をかくと失われる塩の量は??


では汗をかくとどれくらいの塩が体から失われるのでしょうか。

からだの仕組みとして、汗に含まれる塩は再吸収されます。
一般的に、軽い運動や日常生活では汗の塩分濃度は薄く、大量の汗をダラダラとかくときは濃くなります。
汗に含まれる塩分は一般的に0.3~0.9%で変化すると言われています。


日常生活で失われる塩分を0.3%と仮定すると、
500mlの汗には約1.5gの塩分が含まれていると考えられます。

(ペットボトル1本分)


1時間強のランニングで、ようやく約1Lの汗をかくというデータを参考にすると、
日常生活では、そこまでの汗をかくということはありませんよね。

普段の食事で2gも多く摂っているので、日常生活での発汗量であれば、塩分を食事以外でとる必要は無い量と言えます。


いわゆるスポーツドリンクには0.1~0.2%の塩分が入っているため、
500mlのスポーツドリンクには0.5~1gの塩分が含まれている事になります。

また、砂糖はおおよそ30gを含んでいるものが一般的で、角砂糖(4g)換算では7~8個分に相当します。
これは茶碗一杯分の白米(180g)の約半分くらいに相当する量です。
※糖分についてはまた次回詳しくお伝えします。

 

熱中症対策で、スポーツドリンクをがぶがぶと一日2~3本も飲んでいたら、塩分・糖分過多になりますね!
もちろん、水分補給は必要ですので、お茶やお水はしっかり摂っていきましょう。

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