花粉症が気になり始めたら。2月から整える食事習慣

2月に入ると、「なんとなく鼻がムズムズする」「目がかゆい気がする」と感じ始める人が増えてきます。
まだ本格的な花粉症ではなくても、体はすでに春に向けて変化を始めています。
花粉症対策というと、薬やマスクを思い浮かべがちですが、実は食事も体調管理の大切な要素。
2月は「症状が出てから対処する」のではなく、“整えて備える”食事習慣が重要なタイミングです。
今回は栄養学の視点から、花粉症が気になり始めた2月に意識したい食事のポイントを解説します。
なぜ2月から食事を整えるとよいのか?
花粉症は、体内の免疫バランスが崩れ、花粉に過剰反応してしまう状態です。
2月はまだ症状が軽い人も多く、生活習慣や食事を整えることで悪化を防ぎやすい時期でもあります。
この時期に多い体の状態は、
・冬の冷えによる血流低下
・年末年始の食べすぎによる胃腸疲れ
・腸内環境の乱れ
これらはすべて、免疫の働きに影響を与えます。
だからこそ2月は、腸・粘膜・免疫を同時に整える食事が大切です。
花粉症対策に意識したい栄養素
① たんぱく質
免疫細胞や粘膜の材料になる栄養素。
不足すると、体の防御力が低下します。
【おすすめ食材】
卵、魚、大豆製品、鶏肉
② 食物繊維・発酵食品
腸内環境を整えることは、花粉症対策の基本。
腸内環境が乱れると、免疫バランスも崩れやすくなります。
【おすすめ食材】
納豆、味噌、ヨーグルト、海藻、きのこ、野菜類
③ ビタミンA・βカロテン
鼻や喉などの粘膜を強くし、外からの刺激に負けにくくします。
【おすすめ食材】
にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、小松菜
④ ビタミンD
免疫の過剰反応を抑える働きがあり、冬に不足しやすい栄養素。
【おすすめ食材】
鮭、いわし、きのこ類
2月からできる花粉症対策の食習慣
● 朝食は抜かず、胃腸を起こす
朝食を抜くと腸の動きが鈍り、免疫の調整もうまくいきません。
ごはん+味噌汁など、温かい朝食をがおすすめ。
● 冷たいものを控える
冷たい飲み物や甘い飲料は腸を冷やし、免疫バランスを乱します。
白湯や温かいお茶を選ぶだけでも、体に変化が見られます。
● よく噛んで食べる
噛むことで消化が助けられ、腸内環境の改善につながります。
早食いは花粉症対策の大敵です。
花粉症が気になる人が避けたいNG習慣
・甘いお菓子・清涼飲料水のとりすぎ
・アルコールの飲みすぎ
・脂っこい食事が続く
・夜遅い食事
これらは腸内環境を乱し、症状を悪化させる原因になります。
まとめ|2月は「治す」より「整える」
花粉症対策は、症状が出てから慌てて始めるより、出る前の準備が何より大切です。
2月は、体を整えることで春を楽に迎えるための準備期間。
・腸内環境を整える
・粘膜を強くする
・免疫バランスを意識する
この3つを意識した食事習慣が、花粉症対策の土台になります。
できることから少しずつ。
2月の食事を見直して、春を快適に迎えたいですね。
著者プロフィール
椙山女学園大学卒業後、食品原料商社にて様々な食品原料の開発に携わる。現在は、フリーランス管理栄養士として年間500人以上に栄養指導、食品添加物セミナー、企業のコラムなどを執筆。また、マクロビ・薬膳・自然療法・望診を学び、西洋・東洋の面から見た、病気にならない体づくりを研究中。
《保有資格》
管理栄養士 / 管理薬膳師 / 上級望診指導士













