2018.09.30

秋の乾燥対策は内側からケアしましょう*いちじくの美肌レシピ*

秋 いちぢく

すっかり夜も涼しくなり、秋めいてきましたね。


秋で気になるのは、なんといってもお肌の 乾燥 ・・・

中医学でいくと肺の潤いが不足すると、肌の 乾燥 が起こります
詳しい秋の不調の原因と起こりやすいトラブルについては、こちら 最近便秘がちなのは秋のせい? をご覧ください。

 

秋のお肌の 乾燥 を防ぐには、肺を潤す効果のある食材をで意識的に摂っていきましょう!

 

薬膳の中では、よく、白きくらげが取り上げられ、潤いが欲しければ、白きくらげ!というほど、潤い食材の代名詞。
ですが、なかなか普段行くスーパーにおいていなかったり、使い方が分からないという方が多いと思いますので、今回はもっと身近な食材、いちぢくを使ったレシピをご紹介します。

 

秋の乾燥肌対策にオススメの食べ物:いちぢくの効能


まずは、いちぢくの効能を栄養学と中医学、両面からみていきましょう。
 
《薬膳的効能》
帰経 (※) は肺・胃・大腸です。つまり、呼吸器系と消化器系に主に作用します。
 
具体的には
 ①熱による喉の渇きを潤す
 ②空咳を和らげる
 ③下痢・便秘解消
 ④熱による喉の腫れ、痛みを和らげる
 ⑤食欲不振時に胃腸の調子を整える
 
といったことが期待できます。
 
※帰経(キケイ)とは、どの臓腑=身体の生理機能に作用するかということ。
 
《栄養学的効能》
食物繊維と鉄分が豊富なのが特徴。
 
食物繊維でも、水溶性食物繊維(ペクチン)が豊富。
水溶性食物繊維は腸の活動を活発にさせ、便秘に効果 があります。
いちぢく約2個(約100g)で0.7gの水溶性食物繊維が摂取できます。レタス約5枚(約100g分)では0.1gなので、レタスを食べるよりも手軽に食物繊維が摂取できますね(^O^)
便秘は美肌には大敵!しっかり食物繊維は摂っていきましょう。
 
また、鉄分いちぢく約2個(約100g)で0.3gも含まれ、プルーン100gよりも多く含まれています
特に女性は鉄分が不足しがちなので、積極的に摂っていきたい栄養素です。
 
薬膳的には肺や大腸を潤し、栄養学的には食物繊維や鉄分が豊富に含まれている食材で、秋の 乾燥 肌が気になる女性にはもってこいの食材ですね♪
 
 

秋の乾燥肌対策にオススメのレシピ:いちぢくの美肌サラダ


いちぢくの美肌サラダ

《材料》(1人分)

いちぢく          1個
ミックスリーフ        
カッテージチーズ      
松の実            
ボタニカルオイルミックス              1袋
 (お好きなオリーブオイルでも可)
バルサミコ酢        

いちぢくをカットして和えるだけ!レシピというほどまでいかない、簡単美肌サラダ☆
味付けはオリーブオイル(今回は、アマニ・エゴマ・オリーブ・アボカド4種の油がミックスされたオイルを使用)とバルサミコ酢とチーズ!いちぢくとバルサミコ酢が相性ばっちり。カッテージチーズのほどよい塩味がある場合は追加の塩はいらないくらいです。
松の実・オリーブオイル・カッテージチーズの原料の牛乳も潤いをもたらしてくれる食材で、秋おすすめサラダです。

 

秋の乾燥肌対策にオススメのスイーツレシピ:いちぢくのヨーグルト甘酒アイス


いちぢくのヨーグルト甘酒アイス

《材料》(2人分)
いちぢく            2個
甘酒               150ml
ヨーグルト             150g

いちぢくソース
いちぢく      1個
レモン汁                    30ml
メープルシロップ      大さじ1と1/2

《レシピ》
①材料をすべてブレンダーに入れ、ミキサーにかける。冷凍庫で凍らせる。
②なめらかにするため、冷凍庫で凍らせたものをブレンダーにかける。もう一度くりかえす。
③ソースはいちぢくを1cm角ほどにカットし、レモンとメープルシロップを合わせる。

甘酒を使っているので、お砂糖不使用のヘルシーアイス。しかも、簡単ですぐに作れます。
甘酒・ヨーグルトも潤いの効果がある食材☆秋のデザートはこれで決まりです。

いちぢくは食事にもデザートにも使えるフルーツなので、レシピの幅も広がりますね。
独特のプチプチ食感を楽しみながら秋の 乾燥 しているお肌を潤していきましょう♪

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