夏バテを防ぐ食べ物
今年はそうそうに夏日がやってきましたね!
春を通り越して、あっという間に夏を迎えそうですね。
今年は5月5日(土)が立夏にあたり、暦の上でも夏になります。
私たちのからだも夏仕様になっていきますので、しっかりとこの時期からケアをしていきましょう!
夏バテを防ぐために食事で気をつけたいこと
夏の不調というと、一番はやはり夏バテ、ではないでしょうか。
なんとなくだるい、疲れやすい、やる気がでないなどの症状がでやすいです。
これは、夏の強い日差しにより、体にも余分な熱が溜まっていることが原因です。
この熱により大量の汗をかくと、気・血・水すべてを消耗してしまいます。
気・血・水というのは、私たちの体をつくっている要素で、薬膳ではこれらが十分に足りていて巡っている状態が健康的な状態とされます。
また、暑いからといって、冷たいものを食べることが多くなりませんか?
逆に、胃腸が弱ってしまい、消化不良をおこしたり、食欲不振になったりします。
夏バテを防ぐための食事は、
①余分な熱を取り除くこと
②無くなってしまったエネルギーや潤いを食物で補うこと
③胃腸を働きを助けてくれる食材を摂ること
がポイントです。
夏バテを防ぐオススメの食べ物
では、夏バテを防ぐにはどのような食べ物を選べばいいのでしょうか。
効能別にオススメの食べ物を紹介します。
①余分な熱を取り除いてくれる食べ物
⇒トマト、きゅうり、ズッキーニ、冬瓜、なす、キウイ、すいか、豆腐、豚肉、
とうもろこし、苦瓜、枝豆、はと麦
②潤いをあたえてくれる食べ物
⇒トマト、きゅうり、ズッキーニ、冬瓜、なす、キウイ、すいか、豆腐、豚肉
③胃腸を働きを助けてくれる食べ物
⇒長芋、とうもろこし、枝豆、かぼちゃ、米、たこ、あじ、かつお、桃
これからの季節、上記のような食べ物を意識して料理に取り入れてみてくださいね♪
夏に旬を迎える野菜や果物が多いですね。
飲み物からの水分だけでは、胃がちゃぷちゃぷになりますので、
食材に含まれる水分でしっかり栄養と潤いをいただきましょう!
著者プロフィール
椙山女学園大学卒業後、食品原料商社にて様々な食品原料の開発に携わる。現在は、フリーランス管理栄養士として年間500人以上に栄養指導、食品添加物セミナー、企業のコラムなどを執筆。また、マクロビ・薬膳・自然療法・望診を学び、西洋・東洋の面から見た、病気にならない体づくりを研究中。
《保有資格》
管理栄養士 / 管理薬膳師 / 上級望診指導士