2017.06.30

36.2℃は低体温?!

梅雨本番。

じとっとした湿気の中、暑さもありバテている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

これから夏に向けて気にしてほしいのが、体の冷え

え、夏なのに??思われるかもしれませんが、冷えは冬だけでなく、

冷たいものを食べたり、冷房が効いた部屋で一日過ごしたりすることで夏でも生じやすいものです。

 

体の冷えを改善するのに、まず知っておきたいのが体温のこと。

みなさまの体温はどれくらいでしょうか。

 

36.2℃は低体温?!


東洋医学において、36.2℃以下は低体温に分類されることをご存じでしたか?

 

体温は36.6℃~37.2℃あるのが理想です!

この温度帯は、体細胞の新陳代謝が活発で、健康で活動的、免疫力も高い状態です。

 

体温の分類表

 

免疫とは、免疫とは「疫(えき)から免れる(まぬがれる)」という意味があり、

体内に侵入した細菌やウイルスなどを異物(自分以外のもの)として攻撃することで、

自分の身体を正常に保つという大切な働きをしてくれます。

 

低体温だと免疫が働きにくくなるのですが、身体にどう影響するのでしょうか。

 

体温が1度下がると、エネルギー代謝(基礎代謝)は12%ダウンし、免疫を司る白血球の働きが30%以上もダウンします!

エネルギー代謝とは、食物から摂った栄養を、酵素など働きで運動や体温維持のための力に変えることです。

この力が低下すると、老廃物の排出もうまくいかなくなります!|д゚)

30~49歳、女性の基礎代謝平均値(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より)は、1140Kcalですので、

1日あたり約137Kcalも代謝がダウンする計算です。なんと、2日でショートケーキ1個分のカロリーに相当します・・・!

同じ物を食べてるのに、あの子は太らない!!!というのは、体温が関係しているかもしれませんね。

 

つまり低体温は、痩せにくいこととの原因にもなり、さまざまな病気や不調の原因にもなるのです。

 

下記のような症状はありませんか?

☑疲れやすい

☑肩こり・頭痛・腰痛がある

☑風邪を引きやすい

☑太りやすい

☑むくみやすい

☑肌荒れ

☑生理痛・生理不順

☑便秘がち

☑やる気がない

☑気分にムラがある

☑落ち込みやすい

☑イライラする

☑体力が低下している

もし当てはまる不調があれば、低体温が原因の可能性もあります。

 

低体温の原因は?


低体温の原因は生活習慣が大きく影響しています。

・冷たいものや甘いものの食べ過ぎ

・季節外れの野菜や果物の摂取

・食べないダイエット

・運動不足

・シャワーだけの入浴

・冷暖房が整っている住環境    …etc

 

これを聞くと、どれも当てはまる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

現在の生活環境は、誰もが低体温になりやすい環境にあります。

 

まずは自分の平熱を知ることからはじめましょう!

そして、出来るだけ冷たいもの、季節外れの野菜や果物を避けるだけでも体は変わってきます。

夏の野菜のトマトやキュウリや果物のスイカはからだを冷やす性質があるため、冬に摂りすぎるとからだを冷やしてしまいます。

 

また、朝起きたら、白湯を飲んで体をまず温めることをオススメします。

※白湯・・・浄水を15分沸騰させて作ります。40~50℃が飲み頃です。

お金をかけずに簡単に健康に近づける方法です♪

 

毎日のどんよりした体調から脱却し、36.7℃の体温美人を目指しませんか(´▽`)

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