外食の時に気を付けたい栄養バランス~食材選びのポイント~
冬に近づくにつれて、イベントが重なりごちそうを食べる機会が増えますね。
食べすぎないように、と思っていてもついつい、せっかくだからだし!と
振り返れば毎日のようにごちそうを食べてしまっている・・・
そんなことありませんか。
気になるのが体重の増加、お腹周りの肉、顔のむくみ、・・・
今日は、そういう機会も楽しみながら、予防できることをお伝えします!
外食続きでも太らないためには
外食が続いても太らないためのポイントは、食べたものがしっかりとエネルギーに代わり、使われていくことです。
炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質がエネルギーになるには、体の中でこのようなルートを通っていきます。
ぱっと見、難しそうに感じるかもしれませんが、
要はエネルギーに変えるには、様々なビタミンが欠かせない、ということです!
ごはんを食べてるだけではエネルギーにならないのです( ;∀;)
しっかりと他の栄養素も摂る必要があります。
特に、3大栄養素を脂肪に変えずに使い切るには、ビタミンB1、B2、B6が不可欠です。
・ 糖質の代謝⇒ビタミンB1が必要
・ 脂質の代謝⇒ビタミンB2が必要
・ たんぱく質の代謝⇒ビタミンB6が必要
ビタミンB群は糖質や脂質の分解、代謝を助けるほか、新陳代謝を促進させるのでニキビなどの肌荒れにも効果があります。
また、お互いに助け合って効果を発揮します。ただし、水溶性ビタミンなので、短時間に多量に摂取してもそのまま体外へ排出されてしまいます。一日三度の食事でバランスよく摂取ことが大切です。
ビタミンB群は、それぞれ下記のような食べ物に多く含まれています。
外食では、焼き鳥、刺身、キノコを使った料理を意識するとすることがおすすめです(^O^)
外食が続くときは、食べるものを選んで、しっかり楽しみましょう☆
著者プロフィール
椙山女学園大学卒業後、食品原料商社にて様々な食品原料の開発に携わる。現在は、フリーランス管理栄養士として年間500人以上に栄養指導、食品添加物セミナー、企業のコラムなどを執筆。また、マクロビ・薬膳・自然療法・望診を学び、西洋・東洋の面から見た、病気にならない体づくりを研究中。
《保有資格》
管理栄養士 / 管理薬膳師 / 上級望診指導士