年末年始で太るのを防ぐ!食事の選び方について
いよいよ冬本番。イベントの多い年末年始がやってきますね。クリスマスに年越しと、食事も普段より豪華で、ついつい食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか?
今回は、それぞれのイベント時の食事の選び方や注意点など、太りにくくするにはどうしたらよいかをお伝えしていきます。
クリスマスに注意するとよい食事について
クリスマスは、フライドポテトに、フライドチキン、唐揚げなど揚げ物が多くなります。揚げ物は脂質が多く、食べ過ぎないように注意が必要です。例えば、フライドチキンや唐揚げは、ローストチキンやローストビーフに変えることで、脂質の摂取量を抑えることができます。調理法に注意して選ぶといいですね。
また、ピザやグラタン、パスタなど糖質に偏りやすいものは単品で食べるのではなく、たっぷりのサラダ・野菜の具だくさんスープなどの副菜を組み合わせて摂ることがおススメです。
ジュースやケーキを食べることも多いかと思います。糖質の多い清涼飲料水や糖質・脂質の多いケーキは、食べ過ぎると中性脂肪を上昇させ、肥満や脂肪肝に繋がりやすいと言われています。
ケーキの種類によって、カロリーや脂質が違うので、なるべく低いものを選ぶとよいですね。
以下に、種類別のカロリーの違いなどを記載しますので、ご参考にしてください。
1切れあたり | 平均の重さ(g) | エネルギー(kcal) | 糖質(g) | 脂質(g) |
ショートケーキ | 175 | 446 | 27.2 | 33.7 |
チョコレートケーキ | 135 | 450 | 33.7 | 30.6 |
チーズケーキ | 90 | 258 | 15.0 | 20.6 |
ミルフィーユ | 160 | 510 | 47.6 | 30.7 |
いずれの場合も、食べ過ぎないように「食べる分だけカットする」「誰かと分けて食べる」などの工夫をすることもポイントです。
年越しそばを食べる時の注意点
1年の締めくくりにいただく「年越しそば」。ヘルシーなイメージがある「そば」ですが、何も気にせずに食べてしまうのは危険です。一般的なそばのカロリーは、200~300Kcalとラーメンなどと比べると高カロリーではありませんが、それを夜中に食べるとなると話は別です。
また、トッピングに、天かすや天ぷらなどを乗せた場合、プラス100Kcalなどと簡単にカロリーが増えるので、気を付けたいですところです。
☑そばは、小麦粉か少ない十割そばを選ぶ
☑トッピングは、ワカメやネギ、とろろ、めかぶなど低カロリー・ネバネバ系の食べ物にする。
☑油もののトッピングはなるべく避ける
低カロリーなそばですが、炭水化物であること、夜中に食べることで太りやすいため、上記のポイントを押さえて食べることがおススメです。
まとめ
クリスマスと年越しそばの太りにくい食べ方のポイントをお伝えしましたが、あまり気になりすぎて食べることが楽しめないのは良くないです。「これを食べたら太る」とネガティブな感情で食べるのではなく、「みんなと食べる料理は美味しいな」など、ポジティブな感情で楽しく食べることが一番です。2024年の最後の月を楽しく過ごしてくださいね(^^)/
著者プロフィール
椙山女学園大学卒業後、食品原料商社にて様々な食品原料の開発に携わる。現在は、フリーランス管理栄養士として年間500人以上に栄養指導、食品添加物セミナー、企業のコラムなどを執筆。また、マクロビ・薬膳・自然療法・望診を学び、西洋・東洋の面から見た、病気にならない体づくりを研究中。
《保有資格》
管理栄養士 / 管理薬膳師 / 上級望診指導士