2019.12.18

モリンガ は90種類以上の栄養素を含む次世代スーパーフード

モリンガの葉

いま、世界から注目を集める次世代スーパーフード「モリンガ」

栄養価の高さから、インドを始めとする熱帯地方で古くから活用されていた植物です。このモリンガの豊富な栄養素や特徴、歴史をお伝えします。

 

モリンガ とは


 

モリンガの葉

モリンガとは、北インドが原産の「ワサビノキ科」に属する植物です。

現在は、インドだけでなく、アフリカ大陸やマダガスカル島、アラビア半島、東南アジア、南アメリカにも広く分布しています。学名は、「Moringa oleifera Lamarck(モリンガ オレイフェラ ラマルク)」といい、

「油を有する」という意味のラテン語に由来するようです。ケシ目ワサビノキ科の植物ということで、和名はその名も「ワサビノキ」。英名でも「Horse-radish tree(ホースラディッシュツリー)」と呼ばれることがあるようです。
ワサビとは全く異なる植物ですが、モリンガの根や茎、葉は辛みがあります。
モリンガ入りの青汁を水にといてから時間が経ってくると、ピリリと辛みを感じます

モリンガ の特徴


 モリンガは、葉、茎、花、実、種、根など、何から何まで余すことなく利用できるため、奇跡のような樹木だと称えられており、「ミラクルツリー(奇跡の木)」や「薬箱の木」とも呼ばれています。

また、樹木の寿命が約20年と言われているモリンガは生育が早く、過酷な環境でも育つ生命力の強さから「不死の木」とも。実際に、モリンガは数年で高さ3~10mに達し、幹の太さは10~30cmにもなる成長の早さが特徴です。

 

モリンガ の歴史


ヨガをする女性

モリンガは、ヨガの発祥の国インドの伝統医学(アーユルヴェーダ)でも古くから幅広く利用され、約300もの薬効があると言われています。例えば、モリンガの若木の根は、発熱したときの薬、樹液は消毒、葉は解熱剤や胃腸薬などに用いられてきたそうです。

インドでは何千年も前から生育され、民間療法にも積極的に取り入れられてきたモリンガですが、歴史はインドにとどまりません。古代ローマやギリシャ、エジプト文明においても、利用されてきた記録が残っています。特にモリンガから採取したオイルは、香水や肌のコンディションを整えるために欠かせない素材として珍重されてきたようです。

一説によると、世界三大美女として名高いクレオパトラも、モリンガから採れるオイルを肌に塗り、モリンガのお茶を飲んで美しさを維持したのだと言われています。

 

モリンガ の栄養


モリンガには、人や動物にとって大切なさまざまな栄養素が90種類以上も含まれています。
ビタミンやミネラル、アミノ酸をはじめ、ギャバやポリフェノールなどの抗酸化物質も多く含みます。
代表的な栄養素としては、カルシウム、たんぱく質、マグネシウム、ビタミンA・B1・B2・C、カリウム、鉄分、食物繊維などがあります。カルシウムは牛乳の6倍、マグネシウムは生卵の8倍、ビタミンAは人参の2倍、カリウムはバナナの5倍、鉄分は生ほうれん草の15倍、食物繊維はレタスの17倍!

このように、モリンガは栄養素がバランスよく豊富に含まれているのが魅力です。

 

栄養は一つ一つが関わりあっているので、一つが欠けても意味がありません。
バランスよく摂ることが健康や美の秘訣です。

ピュアフィールドは、この魅力あふれるモリンガについて今後も発信していきます(^^)/

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