2019.05.31
【善玉菌を増やす 】ヨーグルトだけじゃない!善玉菌を増やす3つのコツ
いい状態の便を出すには善玉菌が優位になっていることが大事であることをお伝えしましたね。
(腸内環境を整えるって?という方はコチラの記事をご覧ください。)
代表的な善玉菌は、乳酸菌やビフィズス菌があり、
・乳酸菌 =小腸に多く、免疫力アップに関与
・ビフィズス菌=大腸に多く、便通改善などに関与
という違いがあります。
善玉菌を増やす⇒ヨーグルトを食べるというイメージが定着していますが、お気にいりのヨーグルトはどんな菌が入ったものかご存じですか?上記のように菌によって効能が違うので、どのような目的で食べるのかも頭に入れておきたいですね。
また、自分の腸に住んでいない、外来の菌はなかなか腸に定着するのには時間がかかります。ですが、これらをコンスタントに腸に送り続けると、日々の腸内環境を整えることはできるので、“食べ続ける”のがポイントです。
さて、ヨーグルト以外に、善玉菌を増やすにはどんな事をするとよいのでしょうか!?
善玉菌を増やすを3つのポイント
- ①発酵食品を積極的にとる
- 善玉菌である、乳酸菌、酵母菌、麹菌、酢酸菌、枯草菌を含むものを積極的にとりましょう。
- これらの菌は、発酵食品に豊富に含まれています。
味噌や醤油、お酢、ぬか漬け、キムチ、納豆、チーズなどを日常の食事に取り入れることをお勧めします。
- ②オリゴ糖を多く含む食材をとる
- 乳酸菌やビフィズス菌は、オリゴ糖をエサにして増えます。
- 大豆やゴボウ、アスパラガス、タマネギ、トウモロコシ、にんにく、バナナなど、オリゴ糖を多く含む食材をとり、菌がしっかり働けるようにしましょう。
- ③食物繊維をとる
- 食物繊維には、悪玉菌と腸内の有害物質を減らす働きがあります。
また、食物繊維には、水溶性と不溶性があり、働きが違います。 -
不溶性食物繊維…腸の働きを刺激して腸内に発生した有害物質の排出を促します。
水溶性食物繊維…オリゴ糖と同じく腸内細菌のエサになります。
以上、3つのコツをお伝えしました♪
ぜひ、ヨーグルト以外も心掛けていただき、ご自身にあったリズムを整えていきましょう。
著者プロフィール
椙山女学園大学卒業後、食品原料商社にて様々な食品原料の開発に携わる。現在は、フリーランス管理栄養士として年間500人以上に栄養指導、食品添加物セミナー、企業のコラムなどを執筆。また、マクロビ・薬膳・自然療法・望診を学び、西洋・東洋の面から見た、病気にならない体づくりを研究中。
《保有資格》
管理栄養士 / 管理薬膳師 / 上級望診指導士