2021.05.01

五月病予防にオススメの食べ物は?

五月病 体調不良

キーワード:五月病・食べ物

5月の連休明けに、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できない・・・

そんなことはありませんか?このような状態を総称して「五月病」と呼びます。
休んでも気分が悪かったり、疲れが取れなかったり。さぼっているだけと思われるのではないのかと、心配にもなりますね。

五月病についてや食事の面ではどのような食材をとると良いのか理解を深め、五月病を未然に防いでいきませんか。

 

五月病の原因は?


五月病は正式な病名ではありません。新年度に入り新しい環境の変化に対応できないことでおきる、気分障害や不安障害の前段階であるとされています。気分の浮き沈みは誰にでもあることなので、あまり気にしすぎないようにすることも大切です。ですが、気分の落ち込みが行動ややる気を阻害したり、症状が深刻になっていくと、うつ病や適応障害といった病気にも繋がってしまいます。

五月病は栄養学の面からみると、脳の神経伝達物質・セロトニンの不足が関わっていると言われています。セロトニンは睡眠や精神安定に関わっている物質で、不足すると睡眠障害や不安感、抑うつ状態などが生じやすくなります。
このセロトニンは体内では生成できず、必須アミノ酸のトリプトファンから作られます

また、中医学の面からみると、五月病の症状は、「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と考えます。
「肝(肝臓)」は血液を貯蔵する働きと精神を支配する働きを持っています。
「気」は人間の体の中を流れるエネルギー。この気が肝の作用によりスムーズに動くことで、体内の血液や水分が滞ることなく流れます。

肝が、ストレスなどの精神的ダメージを受けると、気の巡りが悪く滞った「肝気鬱結」の状態になり、更にその状態が続くと、血液や水分の流れにも影響し、五月病の諸症状を引き起こしてしまうと考えられています。

 

五月病を未然に防ぐオススメの食べ物とは?


五月病の原因は、栄養の面からいくとセロトニンの不足、中医学の面からいくと肝臓の働きが滞ることで起こることが分かりました。

五月病を未然に防ぐには、セロトニンを生成するトリプトファンをしっかり補っていくこと、肝臓のケアとして気の巡りを良くする食べ物を摂ることを意識すると良いです。

トリプトファンを含む食べ物の例

・豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品
・チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
・米などの穀類
・その他:ごま・ピーナッツ・卵・バナナなど

この他にも、肉や魚にもトリプトファンが多く含まれますが、動物性たんぱく質に含まれるBCAAというアミノ酸によりトリプトファンを脳へ取り込みにくくする作用があるため、植物性たんぱく質から摂ることがオススメです。

気の巡りをよくする食べ物の例

・イカやシジミなどの魚介類
・玄米
・オレンジやミカンなどの柑橘類
・セロリやミント、ローズマリーなど香りが高いもの

 

お休みの日は特に外食が増えやすいのでどうしても食事が偏りがちに。
外食の際は上記の食べ物が含まれているものを意識的に摂って、五月病を未然に防いでいってはいかがでしょうか。

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