2021.01.22

痩せたいなら、玄米を食べるといいってほんと?

年末年始をはさみ、在宅勤務の増加でなかなか体重が減らない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

今回は、すぐにでも実践できるダイエット方法をお伝えします。

 

炭水化物抜きダイエットはどうなのか?


栄養指導の面談をしていると、
『痩せるために、夜のごはんは抜いています』
と、炭水化物抜きダイエットをしている方がよくいらっしゃいます。

確かに、今までの食生活から炭水化物を抜くと、単純にカロリーが減るので痩せます。なかなか減らなかった体重が簡単に減っていきますし、夜ご飯を抜くだけなので、とっつきやすいですね。

ですが!

短期的には減りますが、長期的にみると無理をしているので、リバンドする方がほとんど


ごはんを摂らない生活で体が慣れてしまい、体は少しのカロリーで生活できるようになるので、省エネモードに。ごはんを食べだした時に、余分なカロリーとして太りやすく、リバウンドしてしまいます。また、ごはんを食べていない分、空腹感が起こり、間食が増えている方もしばしば。。。トータルのカロリーをみると増えていることも少なくありません。

病気の方をのぞき、極端な炭水化物抜きダイエットはあまりオススメしません。

 

ごはんをしっかり食べていますか?


痩せたい、健康的な体になるには、しっかりごはんを食べるほうが近道です。

ごはんも、白米ではなく、玄米が理想。

玄米には、白米にはない、『γ-オリザノール』が含まれています。コメ胚芽や米ぬかに多いポリフェノールの一種。

これが食欲を抑える働きがあることが分かっています。


食欲は、脳の中の視床下部というところで調整しています。
過食や高脂肪食が続くと、視床下部に炎症が起きてしまい、きちんと働かなくなってしまいます。それにより過食をしてしまったり、肥満に繋がることが様々な研究で分かっています。

様々な論文が出ていますので、こちらもご参考ください。

☆『視床下部炎症と摂食制御に関わる糖脂質分子の機能解析』
稲森 啓一郎 東北医科薬科大学 薬学部 機能病態分子学教室https://www.ueharazaidan.or.jp/houkokushu/Vol.32/pdf/report/022_report.pdf

 

過食してしまうのは、自分の意志ではなく、「脳の仕業」ということです。

自分は意思が弱いから、ダイエットが続けられない・・・そう思っている方も多いと思いますが、脳の仕業なんです!少し救われますね。

ある臨床実験では8週間1日3食の白米主食を玄米に替えたところ、体重減少、食後高血糖改、脂肪肝改善、脂質異常症の改善がみられたそうです。

過食を抑えられ、さらには血液の数値もしっかりと改善できる結果も多数でています。

また、米に含まれるデンプン、レジスタントスターチは小腸で吸収されにくく、大腸にまで届きます。その結果、腸内環境を整えるのに有益な短鎖脂肪酸を作ったりビフィズス菌のはたらきをアシストをすることが分かっています。

 

お米を食べると太る、というイメージはもう古いですね。しっかりと玄米を適量を食べて、(この適量というのも大事です!)食欲をコントロールし、適正な体重を目指してはいかがでしょうか。
最近は、パックの玄米もたくさんの種類が出ていていますので、まずはそこから始めていくこともオススメです♪

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