【 便秘解消 】モリンガでスッキリを実感!?
便秘が続くと、お腹がスッキリせずなんだか気持ちまでもモヤモヤしますね。
便秘は男性よりも、女性の方が悩んでいる人が多く、なんと、日本人女性の半数以上に便秘症状がみられるそうです。
便秘解消 したい・・・なぜ便秘になるのか?
便秘の原因は人によって異なります。
よくある原因としては、①大腸の運動が低下している、もしくは、②大腸が緊張していることが挙げられます。
①大腸の運動が低下しているタイプは、腸管の緊張がゆるみ、ぜん動運動が十分に行われません。大腸内に便が長くとどまってしまい、水分が過剰に吸収されて硬くなってしまい、便秘となります。
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが原因と考えられています。
②大腸が緊張しているタイプは、副交感神経の過度な興奮によって腸管が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれません。ウサギのフンのようなコロコロとした便になります。便秘と下痢を交互にくり返すことも多いです。
精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群などが原因と考えられています。
秋の 便秘解消 は難しい?
中医学の視点から便秘を考えると、秋は「燥邪」の季節です。
「燥邪」とは、乾燥によって起こるからだへの悪影響を意味します。 この燥邪の影響を最も受けやすいのが「肺」を中心とする呼吸器系です。中医学では肺と大腸は密接な関係をもっています。
「燥邪」が、肺と大腸を乾燥させ、呼吸器系や皮膚や消化器系などに影響をあたえます。
この乾燥により、口や鼻が乾き、空咳やのどの乾燥や炎症、髪がぱさついたり皮膚がかさついたりします。
さらに大腸が乾燥すると便秘やコロコロ便を引き起こしたりします。
気候が乾燥すると、肺が乾燥し、その乾燥が大腸にも影響を及ぼし、便の潤いが減り便秘になる、という流れです。
秋になると便秘がちになる、という方は乾燥の影響があるかもしれません。
便秘解消 にはモリンガが良い?
あるテレビ番組で、『モリンガを飲んだら、モリモリでた!』という話が放送されていました。
栄養が豊富だということはよく聞くけれど、なぜモリンガで便秘解消になるの?と思われたのでは。
便秘解消には、食物繊維とマグネシウムを摂るのがポイントです!
食物繊維は、そうだよねと納得いきますが、え、マグネシウム?と思う方も多いかもしれません。
実は、マグネシウムは便秘薬に使われています。
マグネシウムは体内で吸収されにくく、水を集めやすい物質に変化し、水分を集めて便を軟らかくします。また、腸の内容物が水分で膨張することで腸管を刺激して排便が促されます。
便秘の中でもコロコロ便の方は、このマグネシウムが不足している可能性も考えられます。
モリンガは、食物繊維はレタスの25倍、マグネシウムは生卵の20倍・ほうれん草の5倍と、便秘解消の栄養成分がたっぷりと含まれています!
科学的な機序ははっきりと分かっていませんが、モリンガが便秘解消に繋がる可能性は大いに考えられます。
“お肌は腸の鏡”という言葉もあるほど、腸の健康は美肌にとっても欠かせません。
モリンガで、毎日スッキリと便を出し、美肌も目指したいですね(^^)/
著者プロフィール
椙山女学園大学卒業後、食品原料商社にて様々な食品原料の開発に携わる。現在は、フリーランス管理栄養士として年間500人以上に栄養指導、食品添加物セミナー、企業のコラムなどを執筆。また、マクロビ・薬膳・自然療法・望診を学び、西洋・東洋の面から見た、病気にならない体づくりを研究中。
《保有資格》
管理栄養士 / 管理薬膳師 / 上級望診指導士